発散と収束。

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「ハリーポッターと魔法の歴史展」レビュー

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(入り口で配っている展示リストです。私がズボラ過ぎるので、写真の端に写っているのは私のパジャマです。)

 

以下感想メモです。
・幻想世界(ファンタジー)を作るにも、設定を細かく精緻に作り上げる為には、現実の知識が欠かせないと気づいた。(歴史、科学など) 最近触れたファンタジーだと、「DUNE 砂の惑星」とか「マトリックス」とかも、確かに裏付けされた精緻な世界観を確立しているなと思いました。

今回の展覧会では、薬草学(スプラウト先生)・錬金術(賢者の石)・占星術(トレローニー先生)・魔法生物(河童とか)とかが取り上げられていましたね。

JKローリングは結構博識なのかなと思いました。しかし構想に7年間費やしたと聞いたので、その間に沢山調べたかもしれないですね。

 

・逆にファンタジーを取っ掛かりにして、現実の知識に興味を持ち学ぶこともできると思った。特に多くの物語は歴史をオマージュしていることが多いから、数あるジャンルの中でも歴史は学びやすいかもと思った。

 

・J.K.ローリングさんのスケッチ原画とかも数展飾ってあったのですが、かなり上手でした。多才なのね…。特にハリーロンハーマイオニーの割と陰キャ感が強めの原画が好きで、出来れば写真撮りたかったです。(撮影可だったかは失念しました。覚えている限り撮影している人居なかったから、撮影禁止だったのかも)

 

・沢山飾られていたジム・ケイさんの絵が良かった。想像上の世界でしかない(実在しない)ものを描く、しかも作者JKローリングの想像通りとかそれ以上の表現で描けているとしたらすごい想像力であり、才能だなと思った。

 

ミュージアムグッズで、JKローリングのスケッチと、ジム・ケイの絵をモチーフにしたポストカードかノートが欲しかったなあ。ジム・ケイのドラゴンの卵の絵が可愛かったんですよね。

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辰野金吾建築の、赤煉瓦に象徴される東京ステーションミュージアムの内装と、ハリーポッターの雰囲気が合っていて良かった。

 

ハリーポッターってそもそも発売からかなり時間経ってますよね。そのせいか来館者が大体内容や登場人物をうろ覚えで、「ゲイリー(後にディーンに改名)って書いてあるけど誰だっけ」とか「ネビルまでが限界だわ」とかいう会話をしていたのが、何となく愛おしかった。

 

また思いついたら追記します。

 

 

おばさん同士の健康の会話は幸せのためにあるようだ

アラサーな訳だけれども…

友人とライフハック的な意味で、以下の情報をやり取りした。

 

・ポジティブである為に、意識的に日光を浴びてビタミンDを生成することが有効。ビタミンDにはセロトニンのレベルを改善する効果があるらしい。セロトニンは自律神経を整える(うつ病の人はセロトニンが足りないと言われている)。

 

・在宅勤務の時、一定の姿勢で動かずにいると身体が冷えるので(末端冷え性)、貼るカイロや、レンチンして何度も使えるカイロを使うことは効果的。

 

・湯船に浸かるようにすると身体が温まってよく眠れる

 

ここまで話して友人が「やはり『温める』って大事だよね。なんか気が付いたらババアみたいな会話してる」と言っていて笑ってしまった。

 

確かに考えてみると年上の人は、お互いが心身ともに幸せになるために、健康の知恵を提供しあっていたのかもしれないとふと思った。特に身体の健康は心の健康に繋がるということを良く理解しているから、「温める」とか「散歩する(陽を浴びる、身体を動かす)」とか身体にアプローチする方法を教えあっているのではないか。食べ物・栄養のこととかも。

 

「以前はおばさんの会話なんてこれっぽっちも理解出来なかったけど、みんなこうやって『これいいよ』『これ使うと楽だよ』って話して、それぞれ心とからだの幸せに繋がってたんだねぇ…(しみじみ)」と友人が言い、私はその通りだなぁと思い、共感できる領域が広がったのだった。

3rd Placeの必要性

会社と家庭の他に、3rd placeが必要と言われた。その通りかも。

 

例えば学生の時に3rd placeがあればもっと世界が広がっていただろうなと思うことがあるのだが、それと同様に今も3rd placeがあると良いのかなと思う。

 

そう、私は大体「いま思うと、過去こうすればよかったな」とか思う。例えば、楽器を習っておけば良かったなとか、大学で活動的なサークルに入っておけば良かったなとか。しかし大体は今も挑戦できていないようなことだから、昔の自分に強いるのは可笑しくて、責任転嫁というか現実逃避というか、そんな感じのことをしているだけだ。今から変えていくしかない。

 

3rd placeは、F型的な優しい共感の世界だと良いなぁ。NF型的な理想家で取り止めのない話をずーっとしたい。映画サークルにでも入ったらいいのかな。

 

こんなにSNSが普及した世界だけど、信頼できるコミュニティを築くって難しいなぁと思う。

チャレンジが苦手

端的に言うと、私はチャレンジが苦手な方だなと思う。ちょっと掘り下げてみたところ、責任を負うプレッシャーが嫌なのかなと思う。

例えば押し付けられた役割とかだと周囲の同情を誘ったり協力を仰いだりしやすいが、自分で手を挙げて就いた役割は逃げ場がない感じがする。だから挑戦するのが怖い、っていう一面はあるかな。(新しいことするのがめんどくさいっていうのも勿論ある)

まあただ臆病者ってことだが、過去振り返るとチャレンジした時にこそ大きく成長しているなとも感じる。どうやったら精神的に楽にチャレンジできるようになるか考えたい。

もはや敢えて押し付けられに行くって言うのでもいいのかな…あとは、ESTPみたいな行動派に乗っかるっていうのは結構経験上自然にできる気もする。やっぱり流れに乗るのが1番楽なのかな。

IN型:1人で内省し続けて、知識や閃きを蓄積する(メモる)

F型:他人の感情に配慮する(同時にT型の視点も意識)

P型:他人の起こす流れに乗っかる(興味ある分野はイニシアチブ取る)

こんな感じで、自分の中のインプットを深め、アウトプットの場を無理なく増やしていくことで、少しは成長できるかな。頑張ってみよう!

バチェラーからMBTIを探る(2)

人のことを傷つけないようにしたいし、MBTIは科学的な根拠がそもそも薄いし、テレビ番組に映っている姿からMBTIを予測するのは馬鹿げたことではあるのですが… こういう「リアリティショー」を見るとMBTIについて考えずには居られないので、テキトーに曖昧に不明瞭なことを話します。出来るだけ好意的に話すように心がけます。

 

■雰囲気柔らかそうでいて、意思が強い人(IxFP)

バチェラー3の岩間恵さんや、バチェラー4の藤原望未さんみたいに、雰囲気が柔らかそうで顔が綺麗な人は大体バチェラーからモテる。しかし後々バチェラーと真剣な恋愛関係に発展しそうになると思わぬ意思の強さを見せたりする。そういう人ってIxFPっぽいなと思いました。控えめで若干ミステリアスな所に惹かれる男性はいるかもと思いました。

 

■献身的で常識的な人(xSFJ)

バチェラー4の秋倉諒子さんとか、バチェラー3の水谷あゆみさんとかは、献身的で常識的な感じがSFJっぽいなぁと思いました。あと松木星良さん(2回出演した人)もこのカテゴリーな気がする。優しくて誠実な感じです。

 

■周りに嫌われても気にしない戦略家(IxTP)

バチェラー4の中野綾香さんのような、周りに嫌われてもそれ程気にしないような戦略家はIxTPのように見えます。着実に目標をこなしていく訳で…かっこいいなとも思います。

 

■合理性を求める人(xNTJ)

黄皓(こうこう)さんはもうENTJっぽいですよね。料理とか書道とか絵とかで、何かと女性メンバーを競わせたり審査していた印象。合理的に自分の求める人を探していこうとしていた感じがありました。李起林(い・ぎりむ)さんも合理性を求める姿がINTJっぽいかなと思ったりしました。

 

■やんちゃであざとい系(ESxP)

バチェラー4の桑原茉萌さんとか休井美郷さんとかみたいな天真爛漫であざとい系はESxPっぽいように思える。ここはあまり自信なし。

 

勝手に書き殴りましたが…なぜか人を見てMBTIに分類したがる癖が抜けない。もうちょっと人と共有できる方向性で思考したい。

負の感情は「損切り」で「許す」

今朝心理学系のYouTubeで見たのですが…

「許す」ことは負の感情の「損切り」みたいなものって言っていて、心理学ではある程度よく言われていることらしいのですが、結構腹落ちしました。人のこと恨んでいても、結局心身ともに負担を感じて損するのは自分ですよね。

酷いことをされたと感じたら、いつか仕返ししてやろうとか思って引きずらずに、思い切って気持ちを絶ってしまった方がいいのだと思う。例えば、投資で損が出たときに「もっと儲かるかも」とグズグズして待って、更なる損を出してしまう前に損切りするのと同じように。(マネーショートみたいな空売りを待っている時はまた違いそうなので、プロにとっては当てはまらなさそうですが)

 

しかしこれはかつて起こった不幸について有効な方法であって、現在進行形の不幸には使えないかもしれないですが…現在進行形の不幸への対策は考え中です。

 

過去の出来事で苦しんでいる人とか、失恋を拗らせている人が居たら少し考えてみてほしいと思った。

 

参考:

https://youtu.be/nURXBYxOum4
https://panda-ondo.org/1分ブログ/人を許すコツ/

河合隼雄『こころの処方箋』 (新潮文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4101252246/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_QF72D1Z70E12CRRQ9WTP

映画『キングスマン: ファースト・エージェント』を観て

キングスマンシリーズは、色々と意外性を盛り込んでくるところが好きなのですよね〜!価値観の裏を掻いてくる所に感動と面白さがあるというか…(思い返せば、過去作でのコリンファースのキレキレの殺戮シーンとかも意外性強すぎましたね)

今作ではちょっと程度が小さめに思えましたが、やはり所々意表を突かれました。

 

まず父親に対して「息子のようになれ」というセリフは、珍しいんじゃないかなと思った。親など年上の人を手本にせよ、というメッセージが世界のどこを見ても普遍的に多いですよね。ただ今作を見て、年配の人が若者から学ぶっていうのも同じように必要な時があるのではないかなと思った。現代のような高齢化した社会においては特に。

 

あと第一次世界大戦はイギリスですごく記憶に残っている戦いなのだなと感じた。1917(自分が最近見ただけなんですが)も、前線の悲惨さを伝えていたし…過去の経験を活かして、戦争を行わない世界になって欲しいと思う。

 

ラスプーチンとダンスしながらやり合うシーンは面白かったです。コミカルな音楽の中で真剣勝負する感じは、キングスマンらしいシーンだったかな〜!

 

キングスマンってこんなに歴史と絡む感じでしたっけ?1・2はあんまり歴史関係なかったような…でも歴史的な出来事の裏にはいつもキングスマンがあったっていうことなのかな。ラスプーチンレーニンヒトラー…歴史上の怪人ばかり出てきても最早ヴィランを成敗する話になっていきそうな感じ。特にヒトラーなんて使い古された悪人なので、次作こそマシューボーン監督には意外性を盛り込んでくれることを期待したいです。

 

ちなみに多分今作に出ていたのが英国王ジョージ5世で、その息子が『英国王のスピーチ』のジョージ6世みたいですね。(コリンファースが吃音の役やっていましたね)

 

あと前日譚なので仕方ないんですが、タロンエガートンとコリンファースが出てこないのがロス感大きかったです。

 

しかし今回は悪役が弱すぎたな〜!わりとすぐ感づいたので意外性も足りなかったような。悪役が魅力的で無かったり深く描かれないと、あまり映画に感情移入出来ないものだなと思いました。

 

ふと最後に思いましたが、今作は不謹慎でグロテスクな笑いのシーンが過去作に比べ少なかったのかな?そんなものを求める自分は性格悪いなと思いつつ、やはりキングスマンでしか摂取できないような笑いだったため、やっぱり少しフラストレーションではあったかも!

 

追記:

色々と解説動画見てみたのですが…結構史実をオマージュしながら作られているみたいですね。なんとなく私の勝手な感想ですが、マシューボーン監督が意外と歴史好きで、歴史ネタやってるうちに観客のツボから外れていってしまった感じなのかなと思ってきました。私は確かにキングスマンに当初求めていたものではないから戸惑ったけど、観賞後色々調べているうちに今作の歴史オマージュ的な側面が結構好きだなと思ってきました。

 

ラスプーチンの生涯

諸説あるようで、見た目の奇怪さなどから更に有る事無い事言われている節があるようですが…

・当時ロシア貴族の間で神秘主義が流行していた

神秘主義に傾倒するミリツァ大公妃とアナスタシア大公妃の姉妹から寵愛を受けるようになり、姉妹の紹介でロシア皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ皇后に謁見した(キングスマンで両隣に侍らせていたのもこの姉妹というイメージなのだろうか…)

・皇太子の血友病を治癒したことで、ラスプーチンは皇帝夫妻から絶大な信頼を勝ち取った(ラスプーチンに会うより前に血友病を患っていたようなので、キングスマン内でのようにラスプーチンが皇太子に毒を持った訳では無さそうだが…)

・一部の家族により暗殺が企てられたが、青酸カリ入りの菓子を食べても死ななかった(キングスマン内のセリフの通り、少量ずつ青酸カリを摂取して耐性を付けていたのだろうか…)

・2発撃たれても死ななかった(しぶとい)

・最期は川底から発見された

 

■英国王ジョージ5世、独皇帝ヴィルヘルム2世、ロシア皇帝ニコライ2世は従兄弟同士

・だから調べると肖像画でも顔似てますね…

キングスマンでは1人の役者が3役やってたらしいです。(トムホランダーって俳優さん。私は3人の役者がやってると思っていたので、顔も背丈も似てるな〜と思っていました)

 

マタ・ハリも実在した人物

マタ・ハリ(オランダ人)は第一次世界大戦下で持て囃された高級娼婦みたいですね。フランス軍人やドイツ軍人に重用されたとか。マタ・ハリはスパイ容疑で処刑されたみたいですが、本当はそんなに高度なスパイ活動はしておらず、色々な面倒を押し付けられて処刑されたんじゃないかと言われているらしく、なんだかそれっぽいなと思いました。

 

参照URL:

https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/618557