発散と収束。

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INFPの不健全時

INFPの私は不健全時、自分の価値観に固執して頑なになり、むっつり黙り込んでしまうことがある。

 

例えば最近こんなことがあった。TBSのTV番組『水曜日のダウンタウン』の2021年11月24日放送回で、「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」という企画をやっていた。

 

3m超えの落とし穴にお笑い芸人を落とし、数時間(結局7時間以上だったらしい)放置するという内容に、私としては率直に引いたし、苦しむ芸人たちを見てスタジオで笑うという構図が受け入れられなかった。(落とし穴の中には蚊や蛙やゴキブリ他色々な虫がいたり、7時間以上飲食物を与えられず、あたりは暗闇で夜間の鳴き声がする等、精神的にも追い詰められる状況)

 

しかし私のパートナーはそういうのが好きで「テレビだから」とか「お笑いだから」とか言ってケラケラ見続けていた。私からするとその気持ちが理解できず、むっつりし始めてしまった。

 

こんな時むっつりするのではなく出来るだけ自分の気持ち(不快感)を論理的に伝えたいと思うのだが、なかなか上手くできない。「倫理観なさすぎてきもい」っていうのが率直な思いなんですけど、何て説明すれば良いんでしょうね。「非人道的すぎて見ていられない、軽蔑する」「子どもが真似したら良くない(お笑いの為に虐めてもいいと思ったら良くない)」とか、そういう風に言えば良いんだろうか。あまりしっくりくる言葉がない。

 

ちなみに…検索した所、パンサーの尾形さんが何とかか落とし穴を自力で脱出し(壁に傷をつけ足場を作ったらしい)、感動が生まれたみたいですね。そして流石に視聴者からの批判も大きかったみたいです。BPO(Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization, BPO)的にヤバイ、番組終了かとかも言われてるみたいですね。でも過去回でもBPO抵触とか批判されてても続いてるみたいだから、変わらず放送は続くんだろうな。

 

尾形さんの諦めない姿が見られたことは結果的には予想外の感動を生んだし、又は表現に規制が入りすぎるのを嫌悪する人たちは、この番組を支持しそう。ユヴァルノアハラリの考えを応用して言えば、こんな番組があることもまた自然なことで、本当に良くなければ人類が規制していくことになるのかなぁ。未だにモヤモヤする案件です。