発散と収束。

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企画展『ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow』(東京都現代美術館)

『ゴールドレイン』の展示が良かったです。暗闇の中、上から降ってくる金の砂が綺麗で見入ってしまった。LIVE PHOTOで撮ったんですけど…当然ここに貼っても動かないですよね。以下展示の解説文の引用です。

 

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天から降り注ぐ様に金箔と銀箔の粒子が舞い降りる本作品は、見る者によってさまざまな経験をもたらす。

暗闇で連綿と続く金の雨について、作家は「生と死の澱、生命のよどみのように見える」という。一度として同じ様相を呈さず、重力へ向けて降り注ぎ続ける本作は、まさに生命誕生に至る偶発と奇跡の連続性や、生と死の狭間を想起させるかもしれない。

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α波 1/fのゆらぎとか「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」とでも表現すれば良いのか、一定の流れの中にも毎回ばらつきがあり、その感じが心地よくずっと目を離せない感じ。すごく輝いていて黒い背景に映えていましたが、やはり素材が金箔と銀箔だったのですね。落ち方がふわりと優雅な感じで心癒され、かなり並んでいたのだがしばし見入ってしまった。

 

ユージーン・スタジオ 《ゴールドレイン》(部分) 2019年 作家蔵
©Eugene Kangawa

 

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(私の撮影能力ではこの写真が限界でした。本物はもっと美しくロマンチックです)