発散と収束。

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恋はほぼ勘違いなんじゃないかということ(恋の魅力も認めよう)

先日スティーブンスピルバーグ監督の「ウェストサイドストーリー」を見た。主役のマリアとトニーは一眼で恋に落ち、翌日には一生の愛を誓う。でもお互いに中身はほとんど知らないのだ。(寧ろポーランド系移民とプエルトリコ系移民で敵対関係にある) 

中身を何も知らないのに恋に落ちるなんて、こりゃロマンチックというより勘違いじゃないか、と思ったのである。

現代の恋愛事情と対比させると笑えてしまう。現代人はパートナーとの価値観のすり合わせにこそ苦心している。例えばマッチングアプリでは自分の内面外面の魅力を伝える為プロフィールを工夫したり、相手のプロフィールから人物像を解読したりして、まずお互いに第一印象から中身を推測し合う。付き合ってからも結婚してからも、価値観のすり合わせしようと皆が日々心を砕いている。

現実問題を考えると、見た目とか雰囲気より、価値観が合うことが、長期の結婚生活では重要になってくるという線が濃厚だと私も思っている。離婚理由で良くあるのは「性格の不一致」とか「価値観のすれ違い」とかだし。

そんな訳で、若い時の一目惚れから始まる恋愛は、かなり勘違い的なのかもしれないと思ったのだった。(それで上手くいく話もまあ聞くけども)

 

でもそんな風に恋に落ちるという不思議現象があることは、私にも分かる。分かりすぎるほどなので、自分の体験を簡単に書く。

 

・kid fresinoのby herを紹介してくれた男性

https://youtu.be/QobxmJ_ROTY

ラップとロマンチックさと実直さがツボな曲すぎて、この曲が好きという相手の男性の感性が好きだった。万が一、私の事をこんな風に見てくれていたら素敵すぎるなぁって思っていた。(紹介された音楽で心やられることは振り返るとこの時・この人以外にも多々あった)

・「モアナと伝説の海」を映画館で一緒に鑑賞、最前列(見づらい)だったのにも関わらずお互い大満足で見終えることが出来た男性

そもそも予約がギリギリになったから良い席が残っていないんだとかいう計画性の無さが2人ともに当てはまる(先行きが不安)。しかもちょっと遅れて入ったにも関わらず、作品が良かったことはもちろんのこと、あとはデートのドキドキとテンションの上がり具合が作用してすっごく良い鑑賞体験だった。終わった後の感想の言い合いも楽しかった。

ワタリウム美術館でアンティークなポストカードをお互いの為に選び、プレゼントし合った男性

なんかドラマのワンシーンのようだ(イメージではアマプラのModern Loveみたいな)と思いながら、選んでいたのを覚えている。

 

言いたいことは、若い頃に運命を感じる恋って、やっぱり勘違いなことが多いと思う。運命を感じた相手が、最高の相性の相手だということはあまりないと思う。

 

でもそんな恋は間違いなくそれまでの人生をブレークスルーしてくれるとんでもない出来事で、経験回数が限られるレアな体験。だから全力で楽しんでほしい!と言うことが言いたいかな。あとそれで失恋しても傷つきすぎないでほしいということも思う、ほんとよくあることだから!

 

どんだけ修正しても言いたいことが分かりづらい文章が出来上がってしまったが上げます。あとで加筆修正するかも。