育児の合間に勢いで鑑賞。短く感想書きます。非常識とも思われる可能性があるのでfilmarksに書くのは自重しましたが、途中で保育園から電話かかってきてしまって(サイレントモードでしたがマナー違反本当にすみません)、対応している間に、日本への原爆投下のシーンが終わっていました。
・日本への原爆投下成功後の「オッピー」コールが不気味。(ちゃんと不気味に描けている)
・研究のためにロスアラモス(Los Alamos)って町を1つ創り上げたのがすごいな。wikipediaで調べた所、この町には今も研究者が多く住んでいるため、この地域の学力は高く、治安も良いらしい。
・自我の強い、オッペンハイマーの妻キティ。女性だから、物理学者として活躍できなかったというフラストレーションがあったのかなぁ。エミリーブラントが演じていました(この人見るといつもプラダを着た悪魔を思い出しちゃう)。
・町山智浩さんがラジオで「オッピーは全然優秀じゃない人」って言ってたけど、普通に優秀で笑いました。ハーバードを飛び級で3年かつ首席で卒業したって。
・ちなみに町山智浩さんが言っていた「オッピーは、弟の婚約者でウェイトレスの女性の、喋りを無視する嫌なやつ」みたいな件。まあ嫌なやつだなとは思うけど、後にオッピー自身が「(第三者に対して)弟は俺が兄貴で可哀想だ(彼女との結婚に好意的でないから)」とか、「(弟に対して)お前が幸せなら俺も幸せだ」と言ったりとか、人としての情が無いわけじゃないかなと思う。ただ理想家で教養主義が過ぎるのではないかなと思った。
・赤狩りって怖くて興味深い。あの自由の国アメリカで、言論統制が敷かれていたというか…いまだにアメリカではcommunismは嫌われているのですよね多分。今では赤狩りは間違っていたという認識だと思うけど、communismへの嫌悪という思想自体は訂正されていないというか。もう少しこの辺りの知識と感想を深めたいです。
・キリアン・マーフィーの瞳が、ガラス玉みたいで綺麗だったなぁ。
