発散と収束。

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習近平氏の「共産主義革命2.0」とマルクス主義について考えた

中国で塾禁止令が出たと言うのを最近聞いたが、先日は新聞に「未成年ネットゲーム制限」と言う記事が載っていた。ゲーム会社に対して、未成年者のサービス提供は週末や祝日の夜8時から9時(時間帯まで決まっている)の1時間のみに制限せよという方針が打ち出されたらしい。勉強もゲームもしなくなって余った時間で何をするのか。思想教育をするのかな。

 

中国が変わってきている感じは、新聞で見る限りかなり感じる(中国は行ったことない)。最近習近平氏が発表した「共同富裕」と言う方針は、「①報酬②税金③寄付」を通じ所得の再分配を図るというものらしい。皆んなが豊かになれる社会というのは実は理想として共感するのだが、しかしこれは実際には強権化した政府に資産を差し出させたりとか、度を越した金持ち批判に繋がりそうだ。

 

習思想をちらっと覗き見すると、マルクス主義に共鳴しているらしい。マルクスは資本主義が抱える矛盾は社会主義革命を促し、共産主義に移行すると唱えた(らしい)。人類社会においては、冷戦で一度共産主義が敗北したものの、習氏は今の中国を導き再挑戦を試みているように見える。理想はいいのだが、現実にはまた人が血を流すようなことにならないといいなと思う。

 

カールマルクスが生きていたのは19世紀だというのに、21世紀になっても尚影響力を持っているのがすごいな。映画「マルクスエンゲルス」というのが気になっていたので、今度見てみたい。(でもあまり評価高くなかったから先延ばしにしていたんだっけな。見ないかも)