トムホランド好きだな〜!
王様のブランチのインタビューで俳優のトムホランド自身が言ってたけど、「スパイダー"ボーイ"」から「スパイダー"マン"」へ成長していて、そこが本当に感動的だった。私が若者の成長譚にすこぶる弱いというのもありますが。
"ボーイ"と"マン"の違いを言い表すなら、やはり責任感とかなのかなぁ。「大いなる力には大いなる責任が伴う(With great power comes great responsibility)」の言葉をピーターが理解し徐々に体現し始めたと言うことだと思う。
さて個人的な感想を言うと…
サラリーマン的な思考に陥りつつある自分に刺さる内容だったなと思った。「道徳心(morality)」を持ち続けて、合理的な安全パイを選択するだけじゃなくて、出来る限りの手を尽くそうとするヒーローの姿にハッとさせられた。
本来関係ない敵を送り返す前にfixしようなんて、「なんでそんな余計なことを」と私も友人も思いましたが。見ているうちに、メイの教育によって、ピーターは出来るだけヴィランやその周りの人も救おうとしたと言うことがわかりました。(fixするっていうのが偽善的だとかは色々思ったけども)
合理性の一個上をいくヒーローの階段っていうのを登ったんだなと思う。
スーパーパワーを持つ人は特に、人を助けるために使いなさいということが、スパイダーマンと言う作品がずっと発しているメッセージだと思う。