発散と収束。

INFPが自分の考えをまとめる為のブログ。INFPのライフハック https://note.com/ciaobanana

映画「ドリーム(Hidden Figures)」を観て

良かった!黒人女性役となると、オクタヴィア・スペンサーの登用されっぷりがすごいな。偶然かもしれないけど、最近見た映画だと「ヘルプ!」「ギフテッド」「シェイプ・オブ・ウォーター」に出てたなぁ。顔の迫力とかスタイルとかも相まってか、世話焼きで愛されるおばちゃんの役なんだよなぁ。

ジャネール・モネイが少し自由奔放なキャラクターで、見た目もおしゃれでカッコいい。スタイルが良い。ジャネール・モネイの楽曲に注目してみたいな。

白人と黒人で使用するトイレが分かれていた話は、別の映画「ヘルプ」にも描かれていたな。些細なように見えて、生活に直結した根深い問題だったんだろうな。

「差別は可哀想」とかいう倫理的な側面からでない差別撤廃の方法を見た気がする。
本部長(名前忘れた)が白人用と黒人用のトイレの区別を無くしたのは、仕事を早く進めるため=結果を出すため。黒人女性のキャサリンを計算係に起用し、機密会議に参加させたのも、キャサリンの能力を使って結果を出すため。ジャネットモネイが技術者になれたのも、実力があるから。

被差別者でも本人に実力があれば周りに必要とされるし、そのお陰で限界突破が出来る(その道中で何度も悔しい思いはするが)。特にNASAという職場と、ソ連との宇宙開発競争という背景が、実力主義みたいなものに拍車を掛けていたと思う。この時代の普通のアメリカ社会より差別的感情が排斥された世界だったのかなと感じた。

実力主義というと聞こえが厳しいけど、それはある意味能力に基づいて判断されるフェアな世界なのかもと思った。実力主義にプラスして配慮や優しさがあると1番良いのかなと思った。本部長の配慮のあり方はちょうど良かった気がする。

私は甘いから、実力主義よりもなあなあで優しい世界が好きだが。まあそんな人ばかりだと宇宙行けないので。

さて、この映画では結構他で見ない俳優を見かけた気がしたのでメモ。
・グレン・パウエル(宇宙飛行士)…トップガン マーヴェリックのハングマンじゃん!飛ばし屋?飛行機野郎?的な顔なのかな。
・ジム・パーソンズ(ポール)…ビッグバンセオリーのシェルドン!他で見たことなかった。
マハーシャラ・アリ(キャサリンと結婚した軍人)…グリーンブックの主演の人だ!背高くて高貴な顔してるよな…