発散と収束。

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嘘のない感想を書きたい気持ち

Filmarksというアプリで映画やドラマの感想を書いている。ちなみに考えると、こういうサービスを考案し、構築し、提供することは本当に自分には出来なくて、そういう有難いサービスに乗っかって利用させて貰うことしか出来ないなぁと思う。そう言った意味で、生きている間に本当に色んな人にお世話になっているので感謝を忘れずに生きたいと思う。

 

さて、感想を書く中で、例えば先日、ウェスアンダーソン監督の『フレンチディスパッチ』という映画の感想を書いていた。あらすじっていうのが無い作品なので、正直鑑賞中は「分からないなー早く次の展開にならないかな」とか思った瞬間もあった。でも良いなと思う瞬間もあった。そういうのを嘘なく書き残して、誰かに伝えたいなという気持ちがある。これは…ナルシシズム?何なんだろう。

 

なんだか著名な監督の作品だから、有り難く鑑賞しなきゃ、ってだけじゃ自分の頭で考えていないし、正直でない感じがする。かといって断定的につまらないと言うのでは、面白さを十分受け取ろうとしない態度だと思うし、作り手に失礼な気もする。だからやたらと感じたままの気持ちを前向きな雰囲気で書こうとしている。あとユーモアを交えたいという意図はいつもある。

 

そもそも映画の感想を書き始めた理由は、「面白かった〜」「すごかった〜」より更に深めたかったからだ。自分の気持ちをそんなに掘り下げてその先に何があるかは分からないが、とりあえずやってみたかったのでやってみて、今も続いている。これは自己探求的なものの一環なのかな。

 

あと痒いところに手を届かせたいというか、皆が思っていただろうけど言語化しづらいようなことを書き表したいという気持ちがある。細かすぎる「あるある」ネタで笑わせたいって気持ちと似てるかもしれない。またはもやもやしていた気持ちを昇華させ、カタルシスを起こさせたいっていう宗教指導者的な何かなんだろうか…

 

【まとめ】なぜ映画の感想を書くのか

・感想を嘘なく書き残して、誰かに伝えたいなという気持ちがある

・「面白かった〜」「すごかった〜」より更に自分の気持ちとか事実を掘り下げたい

・皆が思っていただろうけど言語化しづらいことを書き表したい

 

よく分からんが気持ちを纏めたかったので。