発散と収束。

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アウトプットの大切さ/ブログを書く意味

最近『パパは脳研究者』(池内裕二著)という本を読んでいる。脳研究者の池谷さんが、長女の生誕からの成長の記録を大衆向けに書いたものである。

ふと引っかかって書き溜めたいと思ったのが、アウトプットの重要性についてだ。「脳が成長するのは、『入力』より『出力』」というコラムがあり、納得すると同時に、自分の学生時代の勉強方法についても思い出した。

私は世界史専攻だったのだが、頭に定着させる時には、授業や参考書で覚えたことを、空で思い出して、紙に書き出すという作業をしていたなと思った。そしてそれは記憶の定着率が良かった。

アウトプットには、インプットとは別の気力が必要で、受け身に授業を受けたり本を読むより、やる気が一段階必要になる気がする。なので元気のない時は中々アウトプットまで出来ないのだが、元気がある時は積極的にやりたいなと思う。

ブログを書くのは一応それもまたアウトプットだが、勉強とはまた違う意味がある気がする。ブログを書くのは勉強みたいに目的が定まったアウトプットではなく、モヤモヤした心の澱を言語化する行為だ。つまり知識を覚える為ではなく、自分の思考を整理する為のもの。そして頭の中で行ったり来たりを繰り返してしまう私にとっては、言語化することが、自分の思考に自信を持って生きる為に必要な行為だ。自分の考えをある程度言語化して表現する方法を知っていれば、他人とより上手く渡り合えると思う。だからアウトプットは大事!(ドンッ)