発散と収束。

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ユヴァルノアハラリの考え方で溜飲を下げる

自分だけの価値観に固執して怒りが鎮まらない時がある。

 

例えば、身近な人の物質主義的な側面に反感を持ったりすることがある。しかし相手に価値観を強要するのは違うな…となって1人で悶々とする。そんなときに使える考え方を思いついた。

 

『サピエンス全史』のユヴァルノアハラリ氏曰く、「起こりうることは全て自然なこと」というから(例えば生理学的に同性愛は不自然とかいう人がいるけど、ユヴァルからすると起こりうることはなんでも自然なことで、寧ろ制限する方が不自然)(というようなことを言っていた気がする)、

 

自分と相反する価値観も、存在しうる自然な考え方なんだと思うようにする。すると心落ち着く気がした。

 

ただ気持ちを落ち着けるにはユヴァルノアハラリを使うとして、本当に身近な人であれば妥協し合いつつ、無理のない範囲で価値観を示していこうかなとは思っている。

 

上記の件で言えば「物質主義的なところに反感を持つ」というのを、最近は出来るだけ言語化して話そうとしている。相手が嫌な気持ちにならないように、でも分かってもらえるように出来るだけ論理的にっていうのを心掛けているけど、難しい。

 

そんな中、たまに映画とか見てアンチ物質主義を柔らかく伝えている人がいると、嬉しくなる。意外ですが、先日レビューを書いた『エターナルズ』も大きな括りで言うとその一つ。

 

『エターナルズ』の監督は、クロエジャオさんという中国人女性。昨年のアカデミー賞作品賞を獲得した『ノマドランド』の監督として有名になったのを覚えている。

 

まさに物資主義を疑問視し、より精神的なものを重視していて、それをヒーロー映画にも落とし込めるという柔軟さ・寛容さがいいなと思いました。応援してます!